クラウジウス・クラペイロン(Clausius-Clapeyron)の式

クラウジウス・クラペイロン(Clausius-Clapeyron)の式

基礎化学・基礎物理
物理化学
クラウジウス・クラペイロンの式は、飽和蒸気圧Pと温度Tの関係を定量的に表す式である。ln P=A-⊿H/RT ここで、⊿Hはエンタルピー変化(J/mol)であり、固相から気相への昇華過程においては、昇華エンタルピー(昇華熱)となる。Rは気体定数、Aは定数である(単位次元はエントロピー項となる)。一般に有機エレクトロニクス分野で用いられるような新規性の高い有機物質については、真空下における昇華温度や昇華熱は未知であることが多いが、分子流における蒸発速度の温度依存性から昇華熱を測定することができる。

Contact

お問い合わせ

弊社への
ご相談はこちら