マルチプルトラッピングモデル

マルチプルトラッピングモデル

応用物理・応用化学
半導体物理
不規則系の半導体においてエネルギーの乱れが大きい場合は、エネルギーの異なった多数の局在状態(マルチプルトラッピング)を仮定して、キャリアの緩和状態を記述する。ホッピングによるキャリア伝導が生じている場合も、選択的にキャリア伝導が起こるエネルギー準位(輸送エネルギー)が存在し、このエネルギーがバンド端と同じような働きをする。ホッピング伝導が生じている不規則系有機半導体において、マルチプルトラッピングモデルが適用される場合がある。

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