光取出し効率

半導体素子
有機EL
デバイス内部で発生した光がデバイス外部に取り出される割合。有機ELの場合、発光層の内部で発生した光が外部に取り出される効率を指す。発光層の屈折率をnとし、空気中に光を取り出す場合、1/(2n^2)が光取り出し効率の一つの指標となる。nは発光層の屈折率である。n=1.7を仮定すると、光取り出し効率は17%程度となり、実に83%もの光が素子内部で失われることを意味する。このため、素子内の光学干渉条件の改善や、光取り出し形状の付与などの方法で光取り出し効率を改善する方法が検討されている。

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