原子間距離

基礎化学・基礎物理
一般化学
分子構造において、化学結合の長さ、すなわち化学結合で結ばれた二つの原子の原子核間の距離(核間距離ともいう)。 結合角とともに分子の立体構造や電子状態を検討するうえで重要な量である。結合長は結合次数と関連しており、結合の形成に参加する電子が多くなるほど結合は短くなる。また結合長は、結合強さ及び結合解離エネルギーと逆相関の関係にあり、結合が強くなるほど結合長は短くなる。2つの同じ原子の間の結合長の半分は、共有結合半径と等しい。

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