有効質量

基礎化学・基礎物理
一般物理
有効質量とは、何らかの物理現象を古典力学における質量を含む物理法則(比較的簡単な現象の場合が多い)と類比することで、現象論的に理解しようとしたときに出てくる質量相当の物理量の総称である。結晶中の電子の物性で用いられることがほとんどだが、それ以外の物理現象にもこの概念を用いることがある。半導体中の電子の移動における有効質量は、電子に電圧を与えたときに動く速度から換算すると、真空中の電子の質量と異なると考える概念である。物質のバンド構造に関係し、半導体中の電子は電圧をかけると実質的にこの質量で動く。一般的な半導体では、有効質量は真空中の電子の質量(9.11×10-31kg)より軽く、半導体中では早く動くことが出来る。

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