有機感光体

半導体素子
トランジスタ
有機感光体(OPC)は、感光体表面の電位差を利用して画像を形成する。 原理的には 電位の極性は正極性 ・ 負極性のいずれでも差し支えない。 OPC の画像形成電位が正極性のものは正帯電型 OPC と呼び、負極性のものは負帯電型 OPC と呼ぶ。OPC の層構成は、負帯電積層型 OPCでは、まずアルミニウム管などの導電性基体上に樹脂などからなる下引き層(UCL:UnderCoat Layer)を設ける。下引き層の上に、電荷発生材料(CGM:Charge Generation Material)と樹脂などからなる電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)を設ける。さらに電荷発生層の上に、電荷輸送材料(CTM:Charge Transport Material)の一種である正孔輸送材料(HTM:Hole Transport Material)と樹脂などからなる電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を設けている。このように感光層は機能別積層構造である。

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