相転移

基礎化学・基礎物理
物理化学
相変化ともいう。ある系の相が別の相へ変わることを指す。相転移には、エントロピーや体積などの値が両相で有限の差をもつような一次相転移と、定圧比熱や等温圧縮率の値に有限の差をもつような二次相転移とがある。一次相転移の例としては水蒸気から水、水から氷への転移などがあり、二次相転移の例としては、磁性体における常磁性-強磁性転移、合金の秩序無秩序転移、液体ヘリウムのλ点における正常流体から超流動流体への転移などがある。

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