真空準位

応用物理・応用化学
半導体物理
真空準位は、内部に構造を持たない電荷を持った粒子(荷電粒子)が、真空中に孤立(かつ単独)で存在し、加えて運動エネルギーがゼロの状態にある時の最低のエネルギー準位のこと。固体物理における電子の真空準位の解釈としては、固体のすぐ外に電子が静止している時の準位と解釈される。ここで、固体のすぐ外にある電子の固体表面からの位置は、原子間隔に比べれば十分遠く、試料の大きさに比べれば十分近い距離となり、無限遠方ではない。

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