空間電荷制限電流(SCLC)法

空間電荷制限電流(SCLC)法

応用物理・応用化学
半導体物理
空間電荷効果とは、電荷の注入により対象物に電荷がたまった状態で電荷の移動が困難な状況になることを指し、空間電荷制限電流(SCLC)法とはこの状態の電荷移動度などを決定する測定手法である。具体的には、SCLC状態での定常電流を測定し、膜厚や誘電率から電荷移動度を決定する、などの計測に使うことができる。電荷移動度が低い有機ELの有機半導体に対してSCLC法は有力である。

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