バルクヘテロ接合
バルクヘテロ接合
応用物理・応用化学
半導体物理
有機太陽電池のバルクヘテロ接合とは、電子受容性(アクセプター性)と電子供与性(ドナー性)の有機半導体分子を混ぜ合わせたブレンド膜内において、アクセプター性とドナー性分子が接合している状態を指す。アクセプター性とドナー性分子をそれぞれ単独膜として接合させた場合(シングルヘテロ接合)に比べて広い電荷分離界面(アクセプター性とドナー性分子の界面)を有することができる。また、数十nmレベルで相分離した混合層となることで、励起子を効率良く電荷分離界面に到達させることが可能である。