微小共振器EL

半導体素子
有機EL
微小共振器構造を持つ有機ELのこと。有機ELは、2つの電極に挟まれており、透明電極であっても、屈折率の差が大きいために、有機層と電極の界面では反射成分がある。有機層側に反射された光は、有機層内の光と干渉する。有機EL素子の膜厚は一般に光の波長のオーダーであり(100nm-200nm)、比較的強い光干渉が内部で起こる。透明電極を反射率が高い半透明電極とすれば、この光干渉がより強くなり、デバイス全体として微小共振器として設計可能である。

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