TOPCon型太陽電池
TOPCon型太陽電池
半導体素子
太陽電池
TOPCon型太陽電池はPERC型太陽電池の改良版として開発された。PERC型太陽電池は世界的に開発が進んでおり、飛躍的に効率向上が進んでいるが、開放電圧(Voc)の向上が限界に近づいてきた。Voc向上のためにはパッシベーション膜の改良が必要で、TOPCon技術が開発された。TOPCon太陽電池は半導体の裏面に極薄膜の酸化物不活性層を付加した太陽電池で、表面の接触をなくしトンネル効果によって正孔を電極に取り出す。正孔と電子の再結合が起きやすい電極-半導体間の接触を極限まで減らすことで、表面再結合損失を抑え、変換効率を向上させている。
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